文住宅で長期優良住宅を建てるときのコツ

2020年11月6日 投稿者: F
注文住宅を建てるときに、長期優良住宅を選択するときには、どの住宅会社にするかで結果は変わってきてしまいます。なぜなら、長期間安全に暮らせるとされている長期優良住宅ですが、住宅会社の選び方によっては、欠陥住宅になってしまう可能性があります。その理由は、長期優良住宅というのは、審査はすべて書類のみでされるので、完成した後に不具合があったとしても、それは長期優良住宅なのです。

注文住宅で長期優良住宅を建てるときには、過去に多くの長期優良住宅を建てた実績を持つ住宅会社に頼むことが必要です。その理由は、長期優良住宅を建てるときには申請書類を書かなくてはいけないため、未経験の業者だとなかなかうまく進まなかったり、ミスがあったりして、スムーズにできない可能性もあります。実績がある住宅会社なら審査の手順もわかっていますし、長期優良住宅対応の設備が整っています。

長期優良住宅というのは、9つの認定基準をクリアしなくてはいけません。

まずは、突然の地震にも耐えることができる耐震性が求められます。少なくても、耐震等級2以上、免振建築物認定、安全限界変形に対する割合が1/40のいずれかが必要になります。また、長く住んでいると、定期的な清掃や修繕または補修などをおこなうことが必要になります。長期優良住宅には維持管理や更新するときの容易性も必要です。更に、将来的な点検または補修を実行するための維持保全計画書も必要です。

また、年をとってくるとライフスタイルも次第に変化していきます。バリアフリー性が求められますし、戸建て以外の場合は可変性も求められます。さらには、一定の広さが必要な住戸面積や居住対策、劣化対策なども認定基準に入っています。また、省エネ対策の場合は省エネ等級4以上の認定が必要になります。

様々な認定が必要な長期優良住宅は、専門知識がなくては建てることが難しい場合もあります。

住宅会社を探すときには、経験と実績についてきちんと確認してから決めましょう。