注文住宅を長期優良住宅で建てるメリット

2020年11月6日 投稿者: F
注文住宅を建てるときに、長期優良住宅で建てたいと考えている人もいるでしょう。

長期優良住宅というのは、長期間にわたり良好な状態で使用するための措置が施されている住宅で、様々な認定基準をクリアするのが条件です。

注文住宅を長期優良住宅で建てるメリットは、災害に強いということです。台風や地震といった災害が訪れたときに、長期優良住宅では、建物の損壊を一定期間に留めてくれるので、命や財産を守ることに繋がります。

そして、年をとってくると次第に足腰が弱ってくる可能性があります。そのときに家の中に段差があったり、手すりがなかったら、転倒の原因になってしまいます。

長期優良住宅の審査基準には、バリアフリー性も含まれています。お風呂場やトイレといった転倒の可能性がある場所に手すりがついているか、将来的に車イスになることを想定して段差がなかったり、エレベーター設置が可能かどうかが審査に盛り込まれています。

そのため、年をとっても安心して暮らすことができます。

そして、日々の節約に繋がるのも長期優良住宅のメリットです。

断熱性が悪い住宅では、夏は家の中にこもった熱が逃げず、冷房が効かなかったり、冬は暖房の熱が外へと逃げてしまい、寒く感じてしまう可能性があります。ですが、優良住宅の場合は断熱性も審査基準に入っているので、省エネで快適な暮らしを送ることができます。エアコンの使用を減らすことができるので、結果的に電気料金を減らすことが可能です。将来のことを考えて光熱費を節約したいという人にとってはおすすめの住宅です。

注文住宅を建てるときに、長期優良住宅にすることにより得られるメリットと聞くと、住宅ローンの控除が受けられるということを真っ先に思い浮かべる人もいるでしょう。

ですが、実際に得られるメリットは様々あります。

注文住宅を建てるときには、季節に関係なく快適に暮らすことができたり、バリアフリーにより年をとっても安全に過ごすために様々な条件をクリアした長期優良住宅を選択肢の1つとして入れておくのもいいのではないでしょうか。